未経験からWebディレクターになった話

未経験からWebディレクターになれるか…なれます!本人のやる気次第です。そこで具体的に私が何に取り組んできたかを書きます。

Webディレクターがクライアントからの無茶依頼をうまく回避する対策

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クライアントの要望通りにデザインを作ったのに、完成間際で「イメージと違う。修正して」という鬼のような指示がとぶこと、ありませんか?

リリース日はずらせないため、長時間残業してでも期日までに間に合わせる必要がある…のに、その修正は理にかなったものとは思えないし、そもそも修正指示が抽象的すぎて、この曖昧なままデザイン修正に頼って制作を進めても結局手戻りなるんじゃ…??

そんなことにならないための対策がいくつかありますので、実務でお役立ていただけたら嬉しいです。

そもそもクライアント自身が具体的なイメージを持てていない現実を知ろう

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クライアントもそのクライアント自身が持つリテラシーによりますが、基本的には素人。彼らがこうしたいというイメージが、本当に有効であるかどうかはむしろ依頼をされたプロであるWebディレクターなりWebデザイナーが検討・判断するべきです。

また、クライアントの好き嫌いの趣向のみでデザインを生成するのではなく、そのWebサイトを実際に見て、使用するエンドユーザーに効果的なデザインを制作する必要があります

よくあるのが「この業界にはない斬新なデザインにしたい」「インパクトを持たせ、他のサイトとは差別化を図りたい」というご要望。これ、本当に困ります…。

というのも、「斬新さ」という要望が抽象的だからです。Webデザインは紙媒体のデザインとは違い、「見る」以外にも「使いやすい」機能が求められます。そもそも斬新さを求めすぎてWebサイトとしてのルールを逸脱するようなサイトを制作してしまっては、ユーザーにとって使いにくいサイトにしてしまっては、元も子もないわけです。使いにくさはエンドユーザーにしてみればストレスにしかなりませんし、ストレスを得たユーザーはそのWebサイトから離れてしまうでしょう。斬新さを求める目的がそもそもなんなのかをはっきりさせる必要があります。

デザインは無形のものを形にするお仕事。ものづくりを生業とするすべての職種全般に言えることですが「何かを産み出す」ことはとても労力の要る作業です。逆に言えば、だからこそプロがいます。クライアントの要望にすぐに首肯するのではなく、意味のない修正よう指示に対しては「その修正は本当に必要ですか?」とお客様と議論する勇気が、時にはWebディレクターには必要となります。

初めのデザインヒアリングが曖昧なまま制作を進めていませんか?

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お客様のご要望としてどのようなターゲットにどのような印象を与え、どのような目的を持ってWebサイトを制作するのか、いわゆるコンセプトのヒアリングはWebディレクターの腕の見せ所です。

先ほどの「斬新さ」を求めたいというお客様に対して、ではなぜ「斬新さ」を求めるのか、その意図を置き去りに制作を進めると、きっと見た目は派手な使いにくいユーザーにとって不親切なサイトができあがるでしょう。お客様自身はきっと満足かもしれません。ですが、Webサイト制作の目的はなんだったのでしょうか?イメージの刷新をするためのリニューアル?顧客を増やすための集客のためのWebサイト?お客様のただの自己満足のため?

もし競合他社と差別化を図るために「斬新さ」を狙うのであれば、奇をてらったようなデザインを目指すのではなく、何を持って他の企業と違うのかをわかりやすくユーザーに伝えられるわかりやすいデザインを目指すべきです。

その企業や店舗などお客様の持つイメージをテイストとしてデザインに落とし込むことは重要ですが、それが行きすぎてターゲットユーザーから敬遠されてしまわないデザインを目指しましょう。

しっかり言質は取れているか、また契約書にできないことは明記するべき

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そもそも制作の行程としてどのような段階を設けているでしょうか。なんとなくデザインを提出して、何となく感想をもらって進行をさせていたりしませんか?

それではいつひっくり返っても自分を守る物がなにもありません。

この段階でできることはどこまで、またその返事はいつまでにもらえない場合に、リリース日に影響が出てくる旨などしっかり文書で残すようにしましょう。また、修正対応は何回まで、またその修正の対象範囲などはどこまでかを契約書などに明示しておくことで、トラブルを回避することができます。

まとめ

常にエンドユーザーに寄り添ったサイト制作を心がけていれば、制作側がぶれることはそんなにないと思います。せっかくサイトを制作するのですから、有効なものにしたいですよね。そのためにはある程度お客様と目的を共有しながら制作を進めるのが良いと思います。